逆流性食道炎の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
60代男性
子供の頃から胃腸が弱く、胃下垂で太れません、50代過ぎから胃の症状も改善し体重が増えてきました。
夜中に突然、食道が焼けるような痛みで、飛び起き水を飲んで何とか治まります。
食事の事を考えて見ると、揚げ物や甘い物を多めに食べた時起きるようです、心配で漢方相談にゆきました。
胸やけ、呑酸の症状があり、逆流性食道炎の症状かもしれません。胃液が食道へ逆流して、強い胃液が食道を刺激して、炎症がおこり胸やけなどに強烈な痛みが起きる病気です。
中国医学(中医学)では、「胃は降濁を主る」と言い 胃(脾)の働きを飲食物を受け入れ、消化し胃によって小腸に運び降ろされます。
すべて「胃気」によって行われ、もし胃に障害が起き、腹部膨満感、胃痛、悪心、吐き気、げっぷなどの症状があらわれ、胃気の下降機能障害が原因のようです。
胃腸の機能を建て直す処方に胃酸を中和する漢方をお勧めしました。さらに薬引子と言われる消化剤を食後に服用して頂き、脂肪の多い食事、食べ過ぎ、たんぱく質の多き食事、姿勢などに気をつけていただきました。
再来された時には食事にも気お付け げっぷや逆流性食道炎も治まりましたと話されました。
生活の中で、心がける事として、喫煙、お腹を締め付け無い様にする、姿勢を正す、肥満の解消、食生活ではアルコールやコーヒーの飲み過ぎ、脂肪分やたんぱく質の多い食事に気をつけて頂きました。
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